徒手療法の紹介

カイロプラクティックとは?

①カイロプラクティックとは、1895年、アメリカ人のD.D.パーマーによって創始された手技医学で、神経の働きを改善することにより身体の機能を高め健康を回復する治療法です。

②D.D.パーマーは背骨と病気の関係を研究し、椎骨のズレ(サブラクセーション)が神経の流れを傷害し、身体の自然治癒力(イネートインテリジェンス)を低下させ病気になっていると考え、カイロプラクティックと名付けました。カイロプラクティックの語源はギリシャ語で「手」を意味する「Cheir」と「技」を意味する「Praktos」から創られました。

③WHOの定義では、「筋骨格系の障害とそれが及ぼす健康全般への影響を診断、治療、予防する専門職である。治療法として手技による関節アジャストメントもしくは脊椎マニピュレーションを特徴とし、特にサブラクセーションに注目している」とされている。

オステオパシーとは?

①オステオパシーとは1874年にアメリカミズーリ州のカークスピル在住の医師A.T.スティルによって創始された手技医学です。

②オステオパシーの語源はギリシャ語で「骨」を意味する「Osteon」と「病理、治療」を意味する「Pathos」から創られました。日本では整骨療法と呼ばれていたこともあるが、骨のみを調整する手技とは異なり、骨格などの運動器系、動脈・静脈やリンパなどの循環器系、脳脊髄液の循環を含む脳神経系など、解剖学的あるいは生理学的な広範囲の医学知識の元に、手を使って治療を加える。オステオパシーの哲学は、1.身体全体をひとつのユニットとして考える。2.身体の機能と構造は一体のものであると考える。3.自然治癒力を鼓舞することを主眼とする。など、独特の医学体系を持ちます。

③すなわち身体は全体(ユニット)として機能しています。患部を診るだけではその症状・不調は必ず再発します。いかなる症状・不調であっても、全身(頭蓋、脊柱、骨盤、手足、内臓など)隅々までくまなく調べ、その原因となる個所(根本)を特定し、そこに働きかけていくことによって正常な機能を取り戻すことが出来ます。あとは、自身の治癒力を信じ、自然の力に任せてあげることが最も大切だとオステオパシーでは考えています。

AKAとは?

①AKAとは「関節運動学的アプローチ」の略で、日本では、主に博田法とSJF(関節ファシリテーション)の2つの学派があります。ここでは簡単に説明しますが博田法では「関節運動学に基づき関節神経学を考慮して関節包内運動の異常を治療し、関節面の滑りを誘導する方法」であり、SJFでは「関節運動学に基づく関節内運動および関節潤滑機構に基づく技術を用いて関節機能障害を治療し、関節の動きを量的にも質的にも改善する技術」です。

②この2つの技術の共通点として、各種関節アプローチ法が多い中で、日本生まれで確立、進化してきた治療技術・治療的運動療法技術であり、医療に関わる国家資格である医師と理学療法・作業療法・言語聴覚士などセラピストのみ各学会で学び習得する事がゆるされた技術体系となります。

③わたくしも、運よく理学療法士であった為、新人の時に博田法やその後改良・進化して生まれたSJF法を学ぶ機会があり、そのあまりにもすごい治療効果にびっくり仰天した記憶が今でも鮮明に覚えております。私の理学療法士人生30年程、すべてをこの技術の習得に費やしておりました。また同時にカイロプラクティック(主にAK)やオステオパシーの治療手技の習得にも励みましたが、治療的手技として相性は非常に良く、痛みや健康に困られている皆さんのお悩みの解決に役立つこと間違いないです。