スポーツ障害について

  • スポーツ障害の多くは、偏った筋肉の付き方、偏った動作や外力、疲労の蓄積、それに筋肉の機能異常によってアンバランスな体となり、関節に歪みを起こしたことが原因の場合がほとんどです。関節が上手くかみ合わなくなると関節を動かす筋や腱、それに関節の動きを制限する靭帯に負担が掛かってきます。それがスポーツ障害での関節周囲の痛みを引き起こします。また身体に歪みがあったり、筋肉の機能異常があるために、パフォーマンスの低下しているアスリートも多々いると思われます。
  • スポーツ選手は、一生懸命トレーニングしますから、上手く運動を処方しバランスよく筋肉を鍛えないと、強い筋肉と弱い筋肉とのギャップが大きくなって、かえってアンバランスな身体になってしまいます。また運動の種目によって使う筋肉、あまり使わない筋肉、それに偏った動作が多いなどによって、やはりアンバランスな身体になります。それから筋肉の機能異常もあります。筋肉には受容器があり、様々な情報をもとに筋の緊張度をコントロールしていますが、受容器に間違った情報が伝わると筋肉は上手に機能しなくなります。臨床でよくみられる異常は、内臓体性反射や緊張性頸反射、歩行反射や姿勢反射などの異常です。その場合は病院などで治療を受けてもあまり効果が期待できない事が多い為、当院では、主に腰仙部の硬さや動き方のバランスを調整し、内臓(支える組織を含め)を施術したり、頸部の施術や手足の施術をすると正しい情報が伝わるようになり、筋の機能異常が改善し筋力がアップします。当院では正しい運動生理学や生体医学の知識を持った院長(理学療法士)が運動を処方し、身体の歪みや腰仙部の関節機能異常や様々な反射の異常を検査してケアしていきますので、もっともっとアスリートのパフォーマンスが向上するものと思われます。またいわゆるイップスと言われる身体運動の不調に対しての改善効果も見られることも多いです。